
今は増量期!って言いながらたくさん食べてる人がいたけど増量期は必要なの?
結論からいうと今より筋肉を大きくしたいんだったら増量期は必要不可欠です。
逆に今以上に大きくする必要はなくてただ引き締めたい・細くなりたいということであれば増量は必要ありません。
今回は増量と減量の関係についてお話していきます。
増量期と減量期は具体的になにが違うのか?
基本的には摂取カロリーの違いです。
○増量期は摂取カロリーが消費カロリーを上回ります。
増量=摂取カロリー>消費カロリー
○減量期は消費カロリーが摂取カロリーを上回ります。
減量=消費カロリー>摂取カロリー
例えば成人男性の消費カロリーが3000kcalだったとするならば、増量期は摂取カロリーを3000kcalを上回る食事を食べるようにしなければ、筋肉が今より多くなることはありません。
消費カロリーを下回る食事量を食べても消化されてしまうからですね。
逆に減量期はどれだけ食べたくても3000kcalを下回るように気をつけなければ付けたくもない筋肉と贅肉を付けてしまうハメになります。
増量期から減量期へのギャップにやられて挫折してしまう人が多いです。
ただ増量期とはいえ、なんでもかんでも好きに食べていいのかというとそうではありません。
筋肉を増やしたいのであれば脂質・炭水化物より、筋肉の源となるタンパク質を意識して多めに摂取する必要があります。
増量期の状態
増量期になると身体やトレーニングの変化が現れます。
筋肉と脂肪量が増える
どれだけ気をつけて食事をしていても増量期は筋肉と一緒に脂肪も増えます。
ただここでどれだけついてくる脂肪を減らせるかで減量期の過酷さが変わってきます。
体脂肪率が低い状態を限りなくキープすれば減量するときは楽ですからね。
ある程度増加することは仕方有りません。目を瞑りましょう。
筋トレの際、高重量を扱えるようになる
増量により高負荷での筋トレが可能になります。
扱える重量20kgが限界だったけど30kgも余裕になってきた、なんていうことが普通にあります。
逆に減量期は筋肉量も少なからず減少してしまうため、無理をして怪我をしないためにも減量期は増量期と身体の状態が違うことを自覚しておくことが大切です。
増量期と減量期の関係まとめ
ここまで書いておいてなんですが、基本的に筋トレ初心者の方は増量期や減量期についてそこまで深く気にしなくていいです。
大会も出ない人が「今は増量期だからたくさん食べて~」ってやってもなかなか続きません(体験談)
それよりまずはしっかり筋トレやダイエットを継続させて習慣づけること。
生活の一部に筋トレが当たり前になったら増量や減量について考え始めるくらいが中途半端にならず、ちょうど良いです。
だからといって痩せたいけど好きなものを好きなだけ食べるっていうのは本末転倒なんで無しの方向でお願いしますね笑
まずは継続してやりたいことを我慢し自制することが遠回りに見えて一番の最短距離です。
ぐっとこらえて日々筋トレを頑張りましょう!